日々の栞

本や映画について気ままに書く。理系の元書店員。村上春樹や純文学の考察や感想を書いていく

2020-01-01から1年間の記事一覧

ウディ・アレン最新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』の公開日がついに決定!

ウディ・アレン最新作「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」日本版予告解禁 大学生のカップル、ギャツビーとアシュレーは、ニューヨークでロマンチックな週末を過ごそうとしていた。きっかけは、アシュレーが学校の課題で有名な映画監督ポラードにマンハッタ…

村上春樹の新作短編小説集「一人称単数」が7月に発売!

一人称単数 (文春文庫) 作者:村上春樹 文藝春秋 Amazon 村上春樹の短編集が6年ぶりに発売されることになった。タイトルは「一人称単数」。『風の歌を聞け』でデビューしてから、「僕」という一人称の可能性を追求してきた村上春樹らしいタイトルだと思う。…

出版業界の闇に切り込んだ問題作 / 『超・殺人事件』 東野 圭吾

東野圭吾は、今では大衆的な人気を誇る実力作家である。『ラプラスの悪魔』など多くの著作が映画化されており、大人気のエンタメ作家でもある。 僕は最近の作品よりも、昔の本格ミステリ指向の小説や、『名探偵の掟』のような本格ミステリのパロディというか…

Stay Homeな日々

stay homeな日々が続いている。いつになったら元の世界になるんだろうと思うけれど、あの世界にはもう二度と戻れないのかなと思う。世界は完全に変わってしまったのだ。よくない良くない。部屋にこもりすぎてメンタルがおセンチになってしまっている。メンタ…

岩波文庫はインテリアとして機能する説

岩波文庫読んでいると頭良くなった気がするよね 読書について 他二篇 (岩波文庫) 作者:ショウペンハウエル,斎藤 忍随 発売日: 2016/10/20 メディア: Kindle版 文庫本で一番ブランド力があると思うのは岩波文庫だと思う。異論は認めない。古典の小説から哲学…

カミュのペストが爆売れしてる件

新型コロナの影響でカミュの『ペスト』が爆売れしている www3.nhk.or.jp 新型コロナウィルスのパンデミックによって、突如として平和な日常が失われた。皆さんいかがお過ごしだろうか。ちゃんとソーシャルディスタンスしてますか。私は、平日は在宅勤務で、…

独断と極度な偏見で選ぶ!東野圭吾のおすすめミステリ6選を雑に紹介!

白夜行 (集英社文庫) 作者:東野圭吾 集英社 Amazon 東野圭吾は、大体の人が知ってるミステリー作家だ。 モンドセレクション最高金賞並みに有名だ。日本人なら大体知ってる作家ベスト3があれば間違いなく入賞していると思う。もちろん一位は、謎めいた表現技…

理系大学生院生のための就活戦略

僕は何を考えて就活していたか? 今日は就活について書こうと思う。コロナショックによって景気後退が確実になっている。コロナショックがなくても日本のGDPは消費税増税によって後退傾向にあったので、コロナショックによって景気後退は確実だろう。問題は…

新年の抱負

2020年になりました 2019年は大学院を卒業して、就職するという大きな変化があった。ブログの更新頻度はさらに下がってしまったかなと思う。今年は更新頻度を上げていきたいと思う。大学院生の時のように、朝9時から夜21時まで実験させられるということはな…