2025-01-01から1年間の記事一覧
www.youtube.com 2025年秋、新海誠監督の名作『秒速5センチメートル』が実写化された。「どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。」というキャッチコピーが有名だが、男女の初恋と切ないすれ違いを描いた『秒速5センチメートル』は新海誠の代表作…
まもなく閉幕を迎える2025年大阪・関西万博。 閉幕が近づく中、次の万博がどこか気になっている人も多いだろう。次の万博は認定博だと2027年のセルビアのベオグラード万博、大阪万博と同規模の登録博は2030年のサウジアラビアのリヤド万博だ。 特にベオグラ…
2025年のノーベル文学賞がハンガリーのクラスナホルカイ・ラースロー(Krasznahorkai László)に決定した。 クラスナホルカイ・ラースローは現代ハンガリーを代表する作家ではあるが、日本ではまだ知名度が低い。一文がとても長い文体が特徴である。 この記…
2025年大阪・関西万博の海外パビリオンの中でも、異色のパビリオンとして注目を集めているパビリオンがある。それがトルクメニスタン館だ。トルクメニスタンは「中央アジアの北朝鮮」とも呼ばれる独裁国家だ。日本からだとビザの関係でなかなか行くことがで…
パビリオンごとの紹介記事を描き始めたのだが、次に紹介したいのは大人気のフランス館。 フランス館、本当に圧巻の展示だった。LVMHが協力しているということでルイ・ヴィトン、ディオールの展示など非常に豪華であった。ロダン彫刻、もののけ姫タペストリー…
今更だけど、大阪・関西万博の感想を書いていこうと思う。 パビリオンごとに紹介していこうと思うのだが、この記事で紹介したいのはカナダ館。 カナダ館は、「再生(Regeneration)」をコンセプトに、凍った川の水が溶けていく春の訪れをイメージしたパビリ…
まもなく閉幕を迎える2025大阪・関西万博。 最初のスタートは低調だったが、口コミによってどんどん来場者が増え、9月は連日大盛況に。大阪万博は成功と言っても良いのでは。 この記事ではまもなく閉幕を迎える大阪万博を振り返るのにおすすめの本を紹介した…
まもなく閉幕を迎える2025大阪・関西万博。最初のスタートは良くなかったが、口コミによってどんどん来場者が増え、9月は連日大盛況に。大阪万博は成功と言っても良いのでは。 2025年の大阪・関西万博の興奮も冷めやらぬ中、早くも次の万博への期待が高まっ…
読書の形の一つに、「聴く読書」という体験が急速に市民権を得つつある。 「聴く読書」は、多忙な生活の中で知識やエンターテインメントを求める人々のニーズにあった読書の形だ。 通勤中の電車内、ジムでのトレーニング、あるいは煩雑な家事をこなす時間。…
音楽家・クラシック作曲家というと思い浮かべることが多いのはベートーヴェンだろうと思う。音楽室に肖像画がかかっていたなと。 もし、我々が伝記で知るベートーヴェンの姿が偽りだったとしたらどうだろう… かげはら史帆の『ベートーヴェン捏造 名プロデュ…
これまでに日本からノーベル文学賞は2名受賞している。川端康成と大江健三郎だ。 では、次にノーベル文学賞を受賞する可能性が高い作家は誰だろうか? 世間的には村上春樹が有名だと思うが、それ以外にもノーベル文学賞に近いと言われている日本人作家がい…
東野圭吾は、ガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズでお馴染みの大人気ミステリー作家だ。知らない人は恐らくいないだろう。 そんな東野圭吾の作品の中でも、特に高い人気と知名度を誇るのが「ガリレオシリーズ」である。本シリーズは、1998年の第一作『探偵…
皆さんご存知だろうか、黄色には200色あるということを。 某アンミカさんによるれば白色には200色の違いがあるようなので、黄色にも200色あるに違いない。(出典:2021年8月20日『人志松本の酒のツマミになる話』) 特に根拠はないのですが。 話が脱線したが…
『8番出口』は、全世界累計140万ダウンロード から150万ダウンロード を突破する社会現象となったゲームだ。自分もやったことあるが、独特の世界観があって面白い。この異例の大ヒットを受けてか、実写映画化が公開された。 なかなか完成度高い映画だったの…
昨年のミステリランキングでも話題になったのが、山口未桜の『禁忌の子』だ。 この記事では山口未桜の『禁忌の子』がいつ文庫化されるのか考察しようと思う。 『禁忌の子』ってどんな作品? 『禁忌の子』はいつ文庫化されるのか? 『禁忌の子』ってどんな作…
毎年恒例のミステリーランキングといえば、「このミステリーがすごい!」だろう。 ランキングの発表は12月なのだが、この記事では「このミステリーがすごい!2026年版国内ベスト10」に入りそうな作品を予想したい。 どのくらい当たるのか年末に答え合わせを…
最近、人気の小説ジャンルにモキュメンタリーホラー小説がある。 話題のモキュメンタリー(mockumentary)とは、フィクションの物語を、まるで事実であるかのようにドキュメンタリー形式で表現する作品ジャンルのことを指す。特にホラー作品との親和性が高く…
『8番出口』は、全世界累計140万ダウンロード から150万ダウンロード を突破する社会現象となったゲームだ。自分もやったことあるが、独特の世界観があって面白い。この異例の大ヒットを受けてか、実写映画化が公開された。 『8番出口』は異変探しながら地下…
『8番出口』は、全世界累計140万ダウンロード から150万ダウンロード を突破する社会現象となったゲームだ。自分もやったことあるが、独特の世界観があって面白い。この異例の大ヒットを受けてか、実写映画化が公開された。 『8番出口』は異変探しながら地下…
最近、ホラー小説が熱い。『近畿地方のある場所について』などモキュメンタリーホラー小説がブレイクしたことから人気が高まっているように思う。 最近、ホラー小説ランキング、「このホラーがすごい!2025年版」が発表された。 今年も多くのホラー小説が登…
『8番出口』は、全世界累計140万ダウンロード から150万ダウンロード を突破する社会現象となったゲームである。この異例の大ヒットを受けてか、実写映画化が決定し、2025年8月29日(金)に公開される予定である。 『8番出口』は異変探しながら地下通路から…
最近のホラー小説で特に話題になったのは、背筋の『近畿地方のある場所について』だろう。 Web小説投稿サイト「カクヨム」での連載が「怖すぎる」とSNSで爆発的な話題を呼び、異例のPV数を記録した後、2023年8月にKADOKAWAから単行本として刊行された。その…
最近話題のホラー小説のジャンルに「モキュメンタリー」というものがある。 この「モキュメンタリー」はフィクションの物語を、まるで事実であるかのようにドキュメンタリー形式で表現する作品ジャンルのことを指す。 現実と虚構の境目が曖昧になるようなモ…
www.youtube.com 『8番出口』は、全世界累計140万ダウンロード から150万ダウンロード を突破する社会現象となったゲームである。この異例の大ヒットを受けてか、実写映画化が決定し、2025年8月29日(金)に公開される予定である。映画の主演は二宮和也、小…
www.youtube.com 8月一番の話題作(たぶん)『ジュラシック・ワールド/復活の大地』を早速鑑賞してきたので感想を書こうと思う。 ジュラシックパークシリーズは前作『ジュラシックワールド/新たなる支配者』で完結するはずだったと思うのだが、恐竜そっちの…
非常に暑い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 私は、暑さにやられながら仕事に励んでおります。 最近暑すぎるので今年の夏はアウトドアには行かず、のんびり本を読むか映画を見て過ごしたいなと思う今日この頃です。 ということで、こ…
エラリー・クイーンの「国名シリーズ」は、エラリー・クイーンの初期を代表するシリーズで、本格ミステリの持つパズルとしての魅力を存分に堪能できるシリーズとして高く評価されている。 このシリーズは、タイトルに国名(あるいは都市名)が入っていること…
シェイクスピアの四大悲劇とは、「ハムレット」「オセロー」「マクベス」「リア王」である。 これをみた時に、「ロミオとジュリエット」は四大悲劇に含まれないのかと思う人が多いかもしれない。 一般的に「ロミオとジュリエット」は四大悲劇には含まれない…
作家・法条遥による「リライトシリーズ」、通称「re〜シリーズ」あるいは「時の四部作」は、『リライト』、『リビジョン』、『リアクト』、そして『リライブ』の全四作品から構成される、日本のSF小説における問題作である。 リライトシリーズは「SF史上最悪…
ウィリアム・シェイクスピアの戯曲作品の中でも、『ハムレット』、『オセロー』、『リア王』、『マクベス』の四作品は、「四大悲劇」と呼ばれている。 これらの作品群は、シェイクスピアの代表作とされ、人間の普遍的な苦悩、道徳的ジレンマ、そして存在の根…