美術館をはしごした話
仕事の都合で大阪を離れ、関東圏にきてはや一ヶ月。住んでいるところから東京に一時間ぐらいで行けるので、東京ライフを楽しんでる。昨日はずっと気になっていた『クリスチャン・ボルタンスキー展』と『塩田千春展』を見に行った。『クリスチャン・ボルタンスキー展』は国立新美術館で開催されていて、『塩田千春展』は森美術館で開催されていたので、どちらも六本木付近にあったこともあり今回は展覧会をはしごしてみた。東京は美術館が多いのですごく羨ましい。まず初めに新美の方から行った。乃木坂駅から歩いて向かった。昔は乃木坂駅で乃木坂46の「君の名は希望」がながれていたきがするが今回は流れていなかった。新美に行ったのは大学院生の時以来だ。
あの時は学会で東京に来たついでに草間彌生の展覧会を見に行った。美術館の大きさや充実具合に圧倒されたのを覚えている。
久しぶりにきたけれど、やっぱりおしゃれな建築物だなって思う。
『クリスチャン・ボルタンスキー展』を堪能した。驚いたのは、いくつかの展示は写真撮影が可能なところだ。現代美術系の展覧会だと写真撮影可能なものが多いよな。『クリスチャン・ボルタンスキー展』は死を意識させる展示がメインで、考えさせられ気分が憂鬱になった。展覧会に行って、憂鬱な気分になるのは初めてかもしれない。憂鬱になったけれど、面白い展示だったのでオススメしたい。
次は森美術館にLet'sGo。初めて森美術館に行ったのも学会の帰りだったと思う。
『レアンドロ・エルリッヒ展』を見に行った。体験する現代美術と言う感じで斬新だった。来客数も非常に多かったのを覚えている。『塩田千春展』もインスタレーションが中心の展覧会で、空間を楽しむ感じの展示がメインだった。この展覧会は「不在のなかの存在」をテーマにしていて、偶然にも『クリスチャン・ボルタンスキー展』にも共通するようなところがあって面白いはしご旅になった。この2つの展覧会についてはそれぞれ詳しく記事に書こうと思う。どちらの展覧会もオススメです。