日々の栞

本や映画について気ままに書く。理系の元書店員。村上春樹や純文学の考察や感想を書いていく

YOASOBIの紅白歌合戦の舞台に使用された角川武蔵野ミュージアムがオシャレすぎる件について

YOASOBIの紅白歌合戦での演奏が素晴らしかった


YOASOBI「夜に駆ける」 Official Music Video

 

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。2021年こそは良い年になって欲しいものです。

 

晦日紅白歌合戦を見ていた。目当てはYOASOBIの「夜に駆ける」。2020年一番聞いていた楽曲といっても過言ではない「夜を駆ける」。ラジオで聞いてから頭から離れなくなって、すぐに調べて、気付いたら楽曲の虜になっていた。なので、今回紅白で地上波初パフォーマンスということもあり非常に楽しみにしていた。

 

 

リアルタイムで観ていたが、とても素晴らしいパフォーマンスだった。YOASOBIの「夜を駆ける」を聴き終わった時点で、もう年を越してもらっても大丈夫な気分になっていた。YOASOBIの紅白歌合戦での舞台だが、本棚の中にステージを作っていて、小説を楽曲にしてきたYOASOBIらしい舞台で良いなと思った。今回演奏した「夜を駆ける」も「タナトスの誘惑」という小説を基に作られている。今回の舞台がどこなのかすごく気になったので調べてみた。

 

 

YOASOBIの紅白の舞台は角川武蔵野ミュージアム

 

 

この舞台がどこかすごく気になって調べてみたら、埼玉県所沢市にある角川武蔵野ミュージアムの「本棚劇場」だった。今年オープンしたばかりの図書館と美術館と博物館を一緒にしたような施設だ。角川武蔵野ミュージアムの館長は松岡正剛さん。4階には目玉の「エディットタウン」があり、どこをみても本だらけという本好きには堪らない場所だ。

 

book.asahi.com

 

紅白で使用されたのは「本棚劇場」。角川書店の本や、創業者である角川源義氏の蔵書のほか、角川書店にゆかりのある人たちから寄贈された約3万冊が所蔵されている。写真で見るだけでも圧巻である。また、本棚劇場ではプロジェクションマッピングが行われており、本棚が光によって彩られる。

 

 

隈研吾が設計した石の建築

casabrutus.com

紅白のYOASOBIのパフォーマンス前にチラッと施設の外観が写っていたが、角川武蔵野ミュージアムは石で覆われた面白い建築になっている。設計したのは隈研吾。新国立競技場を設計した日本を代表する建築家だ。隈研吾といえば、新国立競技場のように木を使った建築で知られているが、それに対して角川武蔵野ミュージアムでは石をふんだんに使用した建築となっている。

 

 

ぜひ2021年の間に行ってみたいなと思う。

最後にはなりますが、YOASOBIの2021年の活躍を期待してます!

 

kadcul.com