日々の栞

本や映画について気ままに書く。理系の元書店員。村上春樹や純文学の考察や感想を書いていく

「ストーリー展開がバツグンに秀逸な映画紹介するから興味ある奴ちょっとこい」というスレが有能すぎる件

 「ストーリー展開がバツグンに秀逸な映画紹介するから興味ある奴ちょっとこい」

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僕はどんでん返しや脚本が凝った映画が好きだ。映画監督で言ったら、クリストファー・ノーランとか。そんな脚本が凝った映画を観るのに参考にしていたのが「ストーリー展開がバツグンに秀逸な映画紹介するから興味ある奴ちょっとこい」というネットの掲示板のスレッドだ。とにかく、映画の選択が秀逸で、紹介されている映画はすべて面白かった。「メメント」や「インセプション」、「アイデンティティ」、「スティング」のような有名どころから、「ダイアナの選択」や「ミスターノーバディ」、「エグザム」のようなマイナーな映画まで網羅している。このスレに出会わなければ、「ダイアナの選択」とか「ミスターノーバディ」は観なかった、いや知る機会すらなかったような気がする。自分でもこんな感じのブログを書いてみたいなとも思う。

このスレでは紹介されていないが、ストーリー展開が秀逸な映画を紹介しようと思う。

 

 ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

 伊坂幸太郎のように伏線回収が凄い映画。映画の雰囲気はタランティーノ監督の「パルプフィクション」や「レザボアドックス」に近い。センスが良くて、脚本も面白い映画なのでおススメ。

 

 ハングオーバー

笑って楽しめるコメディ映画でもあるが、脚本が秀逸な映画でもある。泥酔して失った記憶をたどり、消えた花婿を探す話。メメントの酔っ払いバージョンともいえる映画。

 

 

 サイド・エフェクト

サイド・エフェクト (字幕版)
 

 薬の副作用(サイド・エフェクト)をめぐる話。あまり有名ではないが、どんでん返しの名作。

 

 マルホランド・ドライブ

 難解な映画として有名な、デヴィット・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』。一度見ただけではこの映画の構造は見抜けない。現実と夢がまじりあったような世界観が魅力。