日々の栞

本や映画について気ままに書く。理系の元書店員。村上春樹や純文学の考察や感想を書いていく

ノーベル文学賞を受賞したアメリカの詩人 ルイーズ・グリュックって誰なんだ。

待ちに待ったノーベル文学賞の発表。果たして誰が受賞するのか。村上春樹は受賞するのか、はたまた多和田葉子か小川洋子か、日本勢の受賞はあるのか。誰なんだ?マーガレット・アドウッド?果たして結果は...

 

ルイーズ・グリュックが受賞!

www3.nhk.or.jp

 

 

 

あのルイーズ・グリュックか…それは納得だわって

 

 

ならない。

てか、ルイーズ・グリュックって誰なんだ。

 

僕は幼い頃から読書が好きで、文学作品を中心に数多くの名作を読んできました。大学生の頃は大型書店でアルバイトもしており、文学の知識にはかなり自信がある。だから大体の作家はわかると自負していたが、

ルイーズ・グリュックは初めて聞いたし著作も見たことがない。

 

同じ様に誰なんだよって思った人は多いんじゃないかなと勝手に思っている。

勉強不足なので調べてみようと思います。

 

 

アメリカの詩人 ルイーズ・グリュックってどんな人?

ルイーズ・グリュック(louise gluck)とはアメリカを代表する現代詩人だ(らしい)。1993年には、詩集「ワイルド・アイリス」でピュリツァー賞を受賞している。今年のブックメーカーのオッズでも19位にランクインしている。アメリカでは有名な作家である様だ。

ノーベル賞の選考委員会はルイーズ・グリュックのことを「厳粛な美を伴う、まぎれもなく詩的な声で、個の存在を普遍的なものにした」と評している。ルイーズ・グリュックは家族をモチーフにした詩を書いている様で、親や兄弟と過ごした子ども時代や家庭での生活をテーマに作品を発表しているようだ。

 

ルイーズ・グリュックの作品は日本語に翻訳されているのか?

ルイーズ・グリュックの作品が気になってきたので、日本語に翻訳されたものはないか調べてみたが、一冊たりともなかった。

ノーベル文学賞という本を売るビックチャンスなのに、売る本がないという…書店業界可哀想に。

もし村上春樹が受賞していたら莫大な経済効果があったんじゃないかなと思う。現時点では洋書で読むしかないみたいだ。

 

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