日々の栞

本や映画について気ままに書く。理系の元書店員。村上春樹や純文学の考察や感想を書いていく

Audible (オーディブル)で聴く読書を初めてみた

最近、聴く読書ってどうなんだろって思い始めた。きっかけは村上春樹原作の映画『ドライブ・マイ・カー』だ。『ワーニャ伯父さん』の朗読テープを車で聞くシーンがあって、耳で小説を聴いてみるのもいいのかもしれないなと思い始めたのだ。

というわけで、色々検索したところ「聴く読書」としてAudible (オーディブル)が有名だったので、試しに導入してみた。Audible (オーディブル)ってどうなんだろって思っている人の参考になればいいなと思う。

 

 

Audible(オーディブル)って何?

Audible (オーディブル)とは、「本を聴く」という新しい読書体験だ。スマホのアプリを使えば、いつでもどこでも耳で読書ができる。移動中や作業中など、いつでもどこでも読書ができ、オフライン再生も可能だ

本は、プロのナレーターや俳優、女優によって読み上げられていて、通勤時間や家事の合間、お休み前など、日常のあらゆる時間に読書を取り入れることができる。

Audible (オーディブル)はAmazonから提供されているサービスだ。Amazonが提供しているサービスとあってか、ラインナップは約40万タイトル程度ある。ジャンルは、小説にビジネス書、自己啓発書、ライトノベル、英会話、洋書と幅広い。

Audibleでは単品購入することもできるが、どちらかというと聴き放題プランの方がおすすめだ。Audibleの聴き放題プランだが、月額1,500円(税込)のサブスクで12万以上の作品が聴き放題になる。

最近では、村上春樹作品もAudible (オーディブル)に収録されることになり、話題になった。

 

 

Audibleの利用開始方法

Audibleの利用開始は簡単で、最低限次のことをすれば大丈夫だ。

 

①AmazonのIDを用意する

②WebブラウザでAudible会員に登録

③専用のアプリをダウンロード

 

Amazonのアカウントを持っていない人は、まずはAmazonアカウントから作ろう

また、スマホのAmazonのアプリからは登録できないので、手続きはブラウザから始めよう。

料金プランだが、Audibleで色んな作品を聞こうと思うのなら、「有料会員」になった方がお得だ。Audibleの聴き放題に制限はないので、一月に何冊でも聞くことができる。まあこれはお財布に相談案件である。

「会員登録」してから、30日間は無料体験プランの期間なので、とりあえず登録してAudibleを試してみるのもいいかもしれない。退会の手続きも簡単にできる。

無料体験期間が1ヶ月ではなく30日間であるところは要注意だ。

 

 

 

 

実際に登録してみた

ということで、自分も早速Audibleに登録してみた。目的は村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』のAudibleを聞くことだ。Amazonのアカウントは持っているので、WebブラウザでAudibleの会員登録をするところからだ。

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上記のようなブラウザの画面から、登録に進んだ。

登録が完了すると、アプリをダウンロードするように促される。

ログインしてどんな本が収録されているか確認すると、『サピエンス全史』や芥川賞を受賞した『ブラックボック』など話題作が数多く収録されていた。ラインナップはなかなか豪華だ。しかも、聴き放題なので毎月どれだけ聴いても定額だ。

 

Audibleの登録とアプリのインストールが完了したので、早速『ねじまき鳥クロニクル』を聞いてみた。Audibleを初めて聴いた率直な感想は、ラジオを聴いているような感じだ。

ねじまき鳥クロニクル』のナレーターを担当しているのは藤木直人。なんか主人公の「僕」の雰囲気にあっているような気がする。こうやって村上春樹の小説を「聴いて」みると、村上春樹の文章ってリズム感がいいよなって改めて思う。

部屋に置いているAIスピーカーがAmazon Echoなので、簡単に連携してAudibleを流すことができる。なかなか便利だ。

本を広げて読めない満員電車や、ランニング、ウォーキング、寝る前などにうってつけかもしれない。「会員登録」は30日間無料なので、気軽に初めてみてもいいんじゃないかなと思う。まあ、解約期間には気をつけて。

 

 

 

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