日々の栞

本や映画について気ままに書く。理系の元書店員。村上春樹や純文学の考察や感想を書いていく

2021-01-21から1日間の記事一覧

フランツ・カフカが好きな人にオススメのカフカっぽい作家

変身 (新潮文庫) 作者:フランツ・カフカ 新潮社 Amazon 気がかりな夢から目をさましたら虫になっていたでおなじみのフランツ・カフカ。 代表作の不条理文学『変身』を筆頭に、官僚機構のナンセンスさを描いた『城』や訳の分からない裁判に巻き込まれる男が主…

新しい定番になるか?教科書に載っている村上春樹作品のまとめ

中高生の国語の授業で扱う小説といえば、中島敦の『山月記』や芥川龍之介の『羅生門』、夏目漱石の『こころ』があるだろう。 国語の教科書に載っている小説って昔の作家が多い印象だが、そうでもない。現代日本を代表する村上春樹の小説も新しい定番として国…