日々の栞

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ゴドーにタタールにシルト/世界の待ちぼうけ小説

待ちぼうけ小説とは

 

待ちぼうけ小説とは、僕が勝手に呼んでいる名前だけど、待っている人やものがやってこないことを主題にした小説のことだ。待っているのに来ない、いつ来るか分からない。気になる女の子をデートに誘ったけど、やってこないときに読みたい本ナンバーワンだ(絶対に違う)。冗談はさておいて、待つことの不条理を扱った小説・戯曲を紹介していきたい。

 

ゴドーを待ちながら

ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)

ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)

 

 言わずと知れたベケットの戯曲『ゴドーを待ちながら』。すべての待ちぼうけ小説はここからうまれた。ひたすらにゴド―を待ち続けるという不条理劇。

 

 タタール人の砂漠

タタール人の砂漠 (岩波文庫)

タタール人の砂漠 (岩波文庫)

 

 こちらはブッツァーティの小説。この小説ではいつ来るか分からない敵を待ち続けている。

 

シルトの岸辺

 戦いの膠着状態がひたすらに続く。

 

夷狄を待ちながら

夷狄を待ちながら (集英社文庫)

夷狄を待ちながら (集英社文庫)

 

 タイトルがゴド―のオマージュになっている。