日々の栞

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文学

村上春樹が好きな人におススメの作家

村上春樹が好きな人におススメの作家 職業としての小説家 (新潮文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/09/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (12件) を見る 日本の現代文学を代表する作家・村上春樹。巧みな比喩を多用した文体で…

過ぎ去ってゆく青春 / 『風の歌を聴け』 村上春樹

村上春樹の原点 「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」 この印象的な書き出しで始まるのが『風の歌を聴け』。群像新人文学賞を受賞した村上春樹のデビュー作だ。この小説は日本文学にとってエポックメイキングとな…

同じ歩調で年老いていくことの幸せさ / 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 F・スコット・フィッツジェラルド

時間を逆行して生きるベンジャミン・バトンの数奇な人生 老人として生まれて、どんどん若返っていき、最後には赤ちゃんとなって死んでいく・・・年を取るたびに若返るなんていいじゃない!って思う人もいるだろう。しかし事態はそう簡単じゃない。人と同じ歩…

村上春樹の個人的おすすめランキング(長編小説)

2017年の2月に村上春樹が新刊長編小説を出すようです。また世間が村上春樹フィーバーになりそうですね。僕は村上春樹が好きで、殆どの作品を読んできました。そこで村上春樹の長編小説ランキングをつけてみようと思います。かなり好みが偏っていますが... 第…

深い関係性を求めて/『カンガルー日和』 村上春樹

初めて読んだ村上春樹の小説は、高校の教科書に載っていた「カンガルー日和」だ。カンガルーの赤ちゃんを見に行くという、男女の何気ない1日を描いた小説だ。高校生の僕にとって、この小説はよくわからないふわふわした小説として映った。しかし、何度も読ん…

初めて読む人におすすめの村上春樹作品

今や日本を代表する作家・村上春樹。僕は高校生の頃に村上春樹にはまり、大学生になって長編小説を全て読み切っていました。洒脱な比喩と、心の湿っぽい部分に響くストーリーに心を掴まれ、村上春樹しか読んでない時期もありました。僕は村上春樹の文体がと…

現代人の繋がりの薄さ/「闖入者」 安部公房

僕の1番好きな作家、安部公房の短編小説「闖入者」について書こうと思う。「闖入者」は『水中都市・デンドロカカリヤ』に収録されている短編だ。ちなみにこの「闖入者」が元になって安部公房の代表的な戯曲『友達』(谷崎潤一郎賞受賞作)が生まれている。 あ…

スパゲティーに込められた孤独 「スパゲティーの年に 」 村上春樹

カンガルー日和 (講談社文庫) 作者: 村上春樹,佐々木マキ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1986/10/15 メディア: 文庫 購入: 9人 クリック: 120回 この商品を含むブログ (158件) を見る 「スパゲティーの年に」は『カンガルー日和』に収録されている村上春…