日々の栞

本や映画について気ままに書く。理系の元書店員。村上春樹や純文学の考察や感想を書いていく

ヘミングウェイ

洋上の激闘!巨大カジキ戦争 / 『老人と海』 ヘミングウェイ

八十四日間の不漁に見舞われた老漁師は、自らを慕う少年に見送られ、ひとり小舟で海へ出た。やがてその釣綱に、大物の手応えが。見たこともない巨大カジキとの死闘を繰り広げた老人に、海はさらなる試練を課すのだが――。自然の脅威と峻厳さに翻弄されながら…

パリは移動祝祭日 / 『移動祝祭日』 ヘミングウェイ

パリは移動祝祭日 もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこですごそうとも、パリはついてくる。パリは移動祝祭日だからだ 誰にとっても青春時代はかけがえのないもので、そこでの経験が自分を支える大きなピースになる。…