日々の栞

本、映画、ファッションについて気ままに更新

大学生のうちに読んでおきたい本リスト

大学を卒業するまでに読んでおきたい本 大学を入る前は、名作古典小説をどんどん読んでいくと意気込んでいたけれども、いざ大学に入ってみると、なかなか本が読めない。バイトやら、部活やら、実験レポートやらなんやらで、時間がどんどん削られていく。まあ…

ちょっとおかしな野球小説まとめ

ポストモダンチックな野球小説 野球をモチーフにした小説と言えば『バッテリー』といった青春小説が多いけれど、突拍子もないポストモダン文学も存在する。需要があるのかは知らないけれど、以下にまとめてみる。 ユニヴァ―サル野球協会 ユニヴァーサル野球…

螢の旋律にあなたは騙される / 『螢』 麻耶 雄嵩

オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。ここは十年前、作曲家の加賀螢司が演奏家六人を殺した場所だ。そして半年前、一人の女子メンバーが未逮捕の殺人鬼ジョージに惨殺されている。そんな中…

安部公房の絶版本

ブックオフでたまたま絶版本を見つけた。

伊坂幸太郎の変化

一期は純粋なエンターテインメント2期は純文学的な手法を用いた小説3期はエンターテインメントの手法を用いて純文学的なテーマを描いている気がする。

ヌーヴォー・ロマンって知ってる?

ヌーヴォー・ロマンって知ってる? ヌーヴォー・ロマンという言葉をご存じだろうか?たぶん、かなりの文学好きじゃないと、知らないのではないかな。ヌーヴォー・ロマンとは、1950年代のフランスで盛り上がった、前衛・実験文学の潮流である。戦後のフランス…

佐藤正午の隠れた名作 / 『取り扱い注意』 佐藤 正午

佐藤正午の隠れた名作 佐藤正午自身余り知名度がないのだけど、その佐藤正午の小説の中でも取り扱い注意は知名度が低い。この小説はとにかく変則的だ。時系列はバラバラになっているし、出てくる登場人物も普通からは縁遠い人たちだ。会話がとにかく秀逸なの…

U-NEXTにはウディ・アレンの映画が意外と多い説

最近、動画配信サービスの比較をしている 最近、無料体験期間を利用して、ネットフリックスやU-NEXTなどのサービスの比較をしている。比較する基準の一つに、ウディ・アレンの映画がどの位観れるかがある。ネットフリックスだと、『マジック・イン・ムーンラ…

超絶技巧の問題作 / 『黒い仏』 殊能 将之

超絶技巧の問題作 九世紀、天台僧が唐から持ち帰ろうとした秘法とは。助手の徐彬を連れて石動戯作が調査に行った寺には、顔の削り取られた奇妙な本尊が。指紋ひとつ残されていない部屋で発見された身元不明の死体と黒い数珠。事件はあっという間に石動を巻き…

子どもには読ませたくない / 『神様ゲーム』 麻耶 雄嵩

これは子どもに読ませたくない 神降市で猫殺しがおこるのだが。 ここから下はネタバレ 結局、父親と母親のどちらが共犯者なのか? 結論から言うと、共犯者は「母親」だ。だって、神様がそう言っているから。神様はすべての事を知っている。だから、神様であ…

真実とは脆く儚いもの / 『砂上の法廷』

真実とは脆く儚いもの 「砂上の法廷」予告編

もし別の道を選んでいたら!?人生の選択やタラレバを描いたif映画

人生は選択の連続 人生は選択の連続だ。身近な選択であれば、どの道を通るか、昼飯は何を食べるか。人生を左右するものであれば、何を学ぶか、どの就職先にするか、どこに住むか、誰と結婚するか、と選択から逃れることはできない。選択肢は多いけど、人生は…

ヌーヴェルヴァーグがモチーフの小説

ゴダール ゴダール原論: 映画・世界・ソニマージュ 作者: 佐々木敦 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/01/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ヌーヴェルヴァーグを代表する監督・ジャンリュック・ゴダール。 小さな兵隊 小さな兵隊 [DVD] …

自動運転の時代が迫っている

自動運転の時代がもうすぐやってくるのだろうか r.nikkei.com 自動車業界が激動の変化の真っ只中にある。電気自動車にコネクテッド、ライドシェア、そして自動運転。その中の自動運転について日本政府が目標を立てた。緊急時だけ運転手が操作する「レベル3」…

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール

ほろ苦い一夏の思い出を描いたお洒落ミュージカル映画 映画『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』予告編 『ラ・ラ・ランド』とも『シング・ストリート』とも違った、お洒落でガーリーなミュージカル映画。この映画を一言で表すと、お洒落!サントラから、衣装、演…

東野圭吾の隠れた名作3選

東野圭吾の隠れた名作 東野圭吾は、ガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズでお馴染みの大人気ミステリー作家!ガリレオシリーズの『容疑者Xの献身』で直木賞を受賞している。『容疑者Xの献身』は本当に傑作!他に有名なものを上げると『白夜行』とか『秘密…

今年は印象派の展覧会が充実している~プーシキン美術館展とビュールレ・コレクション~

今年は印象派の展覧会が充実している! 今年はプーシキン美術館展と至上の印象派展ビュールレ・コレクションの展覧会がある。どちらもモネ、ルノワールといった印象派の絵画が充実している。 プーシキン美術館展は、フランス絵画コレクションで有名なモスク…

大原美術館

倉敷に行ってきた。そのついでに、美観地区辺りにある大原美術館に行ってきた。大原美術館は、クラレやクラボウの創業者である大原孫三郎が、設立した日本最初の西洋美術の私立美術館だ。モネ、ピカソ、ルノワール、ホドラー、キリコなどかなり充実していた。…

紙の本 VS 電子書籍 ~本の未来について考えてみる~

紙の本 VS 電子書籍 僕はやっぱり紙の本派です。まずそれぞれのメリット・デメリットをあげてみる 紙の本のメリット ・(物理的に)本棚をつくることができる。 紙の本のデメリット ・本が傷んでしまう。 ・絶版されてしまうと入手しにくい。 ・持ち運びが不…

この世で一番無駄な時間は食器を洗っている時間だと思う。

この世で一番もったいない時間ってなんだろ 貧富の差が広がる現代において、かろうじて平等と言えるのは、一日は24時間しかないということだろうか。時間は誰にとっても平等である。限られた時間をどう使うかが、人生を有意義に過ごすことに直結すると思う。…

Aqua Timezが解散することに時の流れを感じる

Aqua Timez解散か... 虹 アーティスト: Aqua Timez 出版社/メーカー: ERJ(SME)(M) 発売日: 2008/05/08 メディア: CD 購入: 1人 クリック: 130回 この商品を含むブログ (25件) を見る Aqua Timezをよく聞いていたのは、中学校の時だったな。『決意の朝に』と…

トラウマに向き合うということ / 『七番目の男』 村上 春樹

『七番目の男』は村上春樹の短編の中でも最高傑作の一つだと思う 『七番目の男』は『レキシントンの幽霊』に収録された村上春樹の短編だ。『七番目の男』は、別の『鏡』という短編のスタイルを踏襲しているのだろう。来客が次々と怖い話を語り合う会で、たぶ…

いつの間にか安部公房『けものたちは故郷をめざす』が復刊していた件

いつの間にか復刊していた そのときの僕は 書店でフラフラしていて、なんとなく新潮文庫の安部公房の辺りをみていた。『砂の女』、『箱男』、『他人の顔』、『けものたちは故郷をめざす』、『燃えつきた地図』と文庫本が棚に並んでいた。 ん、ん、ん。なにか…

ブックオフでひたすらに島田雅彦の絶版本を集める

ブックオフって意外にレアな本がある ブックオフって意外と絶版になった純文学作品や、ミステリーを扱っていることに最近気づいた。ブックオフで買っても作家にお金が入らないので、本を買ったことはなかったけれど、絶版本を買うにはうってつけだなと思った…

意外と絶版になっている安部公房の小説

意外と絶版になっている安部公房の小説 砂の女 作者: 安部公房 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1962/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 僕は安部公房が好きだ。人生で一番感銘を受けた本は何かと問われると、安部公房の『砂の女』と…

そろそろ服からサイズという概念がなくなってもいいんじゃないか?

そろそろオートクチュールが復権してもいいんじゃない? 服を買うときに重要なのは、何といっても服のサイズ。自分にあったサイズを選ぶために何度も試着したり、鏡の前でにらめっこしたりする。はたまた無理して自分が服にサイズを合わせにいったことがある…

【やれやれ】村上春樹の小説にありがちなこと

村上春樹の小説にありがちなこと 職業としての小説家 (新潮文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/09/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (17件) を見る 現代日本文学シーンを牽引する村上春樹。その村上春樹の小説にありがちなこ…

失われたものへのレクイエム / 『1973年のピンボール』 村上 春樹

青春三部作の二作目 村上春樹の第二作目であり、青春三部作の2作目である『1973年のピンボール』。『風の歌を聴け』に続いて、主人公は「僕」と「鼠」で、二人の話がパラレルに綴られて行く。この小説で二人が邂逅を果たすことはなく、2人が再び出会うことに…

あの時彼女と寝るべきだったのか /『 バート・バカラックはお好き?』 村上 春樹

あの時彼女と寝るべきだったのか ? 「もしかしたらやれていたかもしれない」という経験を世の男性たちはどの位経験しているのだろうか。あの時彼女と寝れたかもしれなかったという経験は僕にはないけれど、もしかしたら付き合っていたかもしれないというよ…

ビガイルドが楽しみすぎる件

ソフィア・コッポラ監督の新作! 早く観たいけれど、就活が…これまでのソフィア・コッポラ作品と違って、ガーリーなだけじゃなくドロドロした感じが前面に出ている。ソフィア・コッポラ監督の新境地的な作品なんだろうか。